夏になると、ビールとは別にハイボールが飲みたくなります。
ただ、居酒屋のハイボールには前から不満がありました。
銘柄が書いていないので何を飲んでいるか分からないし、出てきた一杯が妙に薄いこともある。
それで一杯500円前後を払っていると、家で作ったほうが早いのでは、という気持ちになってきます。
家なら銘柄も濃さも自分で決められます。
しかも炭酸水を1本決めてしまえば、あとは割り材を替えるだけで別の飲み物になります。
我が家が使っているのは、高知の生姜シロップ、和歌山のじゃばら果汁、沖縄のクラフトコーラ、自分で仕込んだ梅シロップの4つ。
どれも日本で作られたもので、同じ素材で子ども用のノンアルコールドリンクも作れます。
この記事では、40代の会社員・二児の父親として実際に飲み比べてきた体験をもとに、割り材ごとの組み合わせと、何度もやらかした失敗をまとめます。
割り材を入れるならウイスキーは「お酒感が強いほう」を選ぶ。
これが4つを試して残った結論でした。

夏の家飲みは「炭酸水」と「ウイスキー」の2本を決めれば広がる
家飲みのアレンジを増やそうとすると、つい割り材ばかり買い足しがちです。
でも実際にやってみると、逆でした。
先に固定すべきなのは、毎回必ず使う炭酸水とウイスキーのほうです。
この2本さえ決まっていれば、割り材は冷蔵庫にあるものを注ぐだけで済みます。
我が家の場合、炭酸水はZAO SODAの強炭酸を箱で買い、ウイスキーは角瓶と知多を用途で使い分けています。
組み合わせマトリクス:割り材4つ × 飲み方
実際に我が家で回している組み合わせを表にしました。
縦が割り材、横が飲み方です。
| 割り材 | 炭酸水だけ(ノンアル) | +ウイスキー | その他 |
|---|---|---|---|
| 有機生姜シロップ(高知・四万十町) | 自家製ジンジャーエール | ジンジャーハイボール | 生姜焼きの下味に転用 |
| じゃばら果汁(和歌山・北山村) | じゃばらソーダ | じゃばらハイボール | じゃばらビール/ホットじゃばらティー |
| アイランド クラフトコーラ(沖縄) | クラフトコーラ | クラフトコークハイボール | 焼酎・ウォッカ割り/かき氷がけ |
| 梅シロップ(アデリアレトロ 貯蔵びん3Lで仕込み) | 梅ソーダ | 白梅/黒梅ハイボール | かき氷がけ |
左の列がノンアルコール、真ん中がアルコールです。
同じ割り材で子どもの分と自分の分を同時に作れるのが、この方式の一番ありがたいところでした。
炭酸水を注いだところで一度グラスを分けて、片方にだけウイスキーを足す。
それだけです。
割り材を入れるならウイスキーは「お酒感が強いほう」
この表を使ううえで、一番大事な考え方を先に書いておきます。
割り材を入れると、当然ながら味は甘く、濃くなります。
すると何が起きるかというと、ウイスキーのほうが負けるのです。
我が家では角瓶を長く常備していますが、角瓶は良くも悪くも飲みやすい。
生姜シロップやクラフトコーラを足すと、お酒の輪郭が消えて、ほとんどジュースになってしまいます。
飲みやすいことは普段の一杯では長所なのですが、割り材と組ませると物足りなさに変わりました。
一方の知多は、私の実感ではお酒感がはっきり強く出ます。
割り材を入れても、ウイスキーとして立ったまま残ってくれる。
どちらでも割り材は活かせます。
ただ、割り材をどれくらい前に出したいかでちょうどいい銘柄が変わるので、その日の気分で開けるほうを決めています。
ちなみにこの感想は、サントリーの公式サイトが知多を「軽やかな味わい」と紹介しているのとは少しズレます。
ストレートや水割りで飲めば確かに軽やかなのだと思います。
ただ、香りの強い割り材と合わせたときの手応えは、我が家では明確に知多のほうが上でした。
割り材のハブ:ZAO SODA 強炭酸水
炭酸水は何でもいいだろう、と最初は思っていました。
これが違いました。
割り材を入れる前提だと、炭酸が弱い水はほぼ意味をなしません。
シロップを注いだ瞬間に泡が飛んで、ぬるい甘い水になります。
強炭酸をわざわざ選ぶ理由は、飲んだときの刺激よりも「割り材に負けないこと」のほうが大きいと感じています。
製造所は山形の蔵王工場(届いた箱で確認)
ZAO SODAは、箱の表示を見ると製造者が株式会社ライフドリンク カンパニー(大阪府大阪市北区梅田)、製造所が同社の蔵王工場(山形県山形市大字漆山)となっています。
会社は大阪ですが、水を汲んで詰めているのは山形です。
なお、このブランドは2024年7月にOZA SODAへ改称することが公式発表されています。
理由は生産が追いつかず工場を増やすためで、蔵王連峰の地下水を使わない工場の製品にZAOと名乗らせるのは正直ではない、という判断でした。
つまり今後は蔵王工場以外で作られた箱も流通するはずです。
我が家に届いた箱は蔵王工場製でしたが、これは箱ごとに製造所欄を見て確認するしかありません。

改称の経緯と実物の箱の表示は、こちらの記事で写真付きで確かめています。
▶ ZAO SODAとOZA SODAの違いは?名前が変わった理由と中身を実物の箱で確かめた
箱買い前提で考えると単価が変わる
強炭酸水は1本ずつコンビニで買うと、それだけで100円前後かかります。
家飲みの割り材として毎日使うなら、24本入りの箱で買ったほうが1本あたりはかなり下がります。
夏場は消費が早いので、我が家では箱が空く前に次を注文するようにしています。
飲む本数より多めに冷やしておく
箱で買うようになって、もうひとつ気づいたことがあります。
冷蔵庫に入れておく本数を、飲む予定より多めにしたほうがいいということです。
常温の炭酸水で作ると、その冷たさを氷が肩代わりすることになります。
結果として氷が一気に溶けて、飲み終わる前に薄くなる。
割り材を替えるより、冷えた炭酸水を切らさないことのほうが、味への影響は大きいと感じています。
▼ZAO SODA 強炭酸水はこちら
ウイスキーは2本を使い分ける:角瓶と知多
ここが今回いちばん書きたかったところです。
ウイスキーを1本に絞ろうとして、我が家は失敗しました。
同じ割り材を使っても、その日にお酒をどれくらい前に出したいかで、選びたい銘柄が変わったからです。
普段づかいの一本:サントリー角瓶(栃木 梓の森工場)
角瓶は2022年より前から我が家に常備しています。
アルコール度数は40度、700mlで実売1,700円前後(2026年7月時点)。
この価格で毎日飲めることが、そもそもの魅力です。
角瓶をボトリングしているのは、栃木県にあるサントリーの梓の森工場です。
1977年にスピリッツの瓶詰め工場として開設された拠点で、2024年7月1日から「サントリー 栃木 梓の森工場」に名称が変わりました。
ビール類を除くサントリーの酒類の多くが、ここから全国へ出ています。
妻は角瓶派です。
飲み慣れた味で、炭酸で割ってもクセがなく、食事の途中でも飲み進められるというのがその理由でした。
私自身も、何も足さずにソーダだけで割る日は角瓶を選びます。
もう一段はっきりさせたい日の一本:サントリー知多(愛知・知多蒸溜所)
知多は愛知県知多市の知多蒸溜所で作られるシングルグレーンウイスキーです。
度数は43度。
私が最初に家で買ったのは2024年8月、楽天市場でした。
そして今回この記事を書くにあたって買い直したのですが、価格がはっきり上がっていました。
2026年7月時点の実売は5,600円台からで、上は8,000円を超えます。
角瓶の3倍以上です。
正直に言って、毎日開ける酒ではなくなりました。
それでも知多を残しているのは、割り材と合わせたときの結果が違うからです。
サントリー公式が薦めている「風香るハイボール」の作り方は、知多1に対してソーダ3.5。
氷をたっぷり入れたグラスに知多を注いでかき混ぜ、冷えたソーダを氷に当てないよう静かに加えて、縦に一回だけ混ぜます。
この比率を土台にして、そこから割り材を足す量を調整していくのが、我が家のやり方です。

知多はジャパニーズウイスキー、角瓶は対象外
日本製にこだわる立場から、ひとつ触れておきたいことがあります。
日本洋酒酒造組合が定めた「ウイスキーにおけるジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」というものがあり、原材料・製造・熟成・瓶詰めを日本国内で行うことなどが条件になっています。
2021年2月に制定され、2024年4月1日から本格施行されました。
知多の主原料は、アメリカから船で運ばれてくるトウモロコシです。
知多蒸溜所はこのトウモロコシからグレーン原酒を造っていて、同じ蒸溜所の原酒は角瓶のブレンドにも使われています。
ジャパニーズウイスキーの基準が原材料について定めているのは、麦芽を使うことと仕込み水を日本国内で採水することで、穀物の産地は条件に入っていません。
日本で造られたウイスキーであることと、原料が日本で採れたものであることは別の話だと知って、私はかえって知多の位置づけがはっきり分かりました。
この線引きについては、なぜ日本製を選ぶのかにも書いたので、よければあわせて読んでみてください。
サントリーでこの基準に該当するとされているのは、響・山崎・白州・知多・ローヤル・スペシャルリザーブ・オールド、そして海外向けの季(TOKI)です。
角瓶はこの中に入っていません。
これは角瓶の品質が劣るという話ではまったくなく、ラベルの表示区分の話です。
70年以上売れ続けている定番であることに変わりはありませんし、我が家では今も一番よく減ります。
ただ、「純粋に日本のウイスキーを」という基準で1本選ぶなら知多になる、というのは知っておいて損のない事実だと思います。
基準の全文は日本洋酒酒造組合の公式サイトで公開されています。
有機生姜シロップで作る自家製ジンジャーエール(高知・四万十町)
我が家で3年リピートしているのが、高知県産の有機生姜だけで作られた生搾り有機生姜シロップです。
原材料は高知県産の有機黄金虚空蔵Ⅱ生姜と有機きび糖の2つだけ。
水で薄めておらず、保存料も入っていません。
作っているのは高知県高岡郡四万十町の株式会社ゆうきのもりです。
炭酸水で割るだけでジンジャーエールになる
市販のジンジャーエールに慣れていると、最初の一口で驚きます。
生姜の辛さが後から喉に来ます。
炭酸水で割るだけなので手間はゼロですが、シロップの量だけは慎重にしたほうがいいです。
無加水のぶん濃いので、いつもの感覚で注ぐと確実に甘くなります。

知多を足すとジンジャーハイボールになる
同じグラスにウイスキーを足せば、そのままジンジャーハイボールです。
ここで角瓶を使うと、生姜の香りに押されてウイスキーがほぼ分からなくなりました。
知多に替えると、生姜の辛さとウイスキーの香りが並んで立ちます。
生姜シロップは料理にも回せるので、飲みきれずに余らせる心配が少ないのも助かっています。
▶ 無添加・無加水の生搾り有機生姜シロップ|黄金虚空蔵Ⅱを3年リピート中の本音レビュー
じゃばら果汁は割り材として一番つぶしが効く(和歌山・北山村)
4つの割り材の中で、使い道がいちばん広いのがじゃばら果汁でした。
じゃばらは和歌山県北山村を中心に栽培されている柑橘です。
我が家が使っているのは「じゃばらいず北山」の果汁で、もともとは花粉症対策として飲み始めました。
ところが、調味料としても飲み物としても優秀だったので、季節を問わず冷蔵庫に入っています。
じゃばらソーダ:炭酸水で割るだけ
炭酸水で割ると、さっぱりした柑橘のドリンクになります。
レモンよりも香りに独特のクセがあり、甘くないので食事中でも邪魔になりません。
子どもも普通に飲みます。
じゃばらハイボール:柑橘の香りがウイスキーと重なる
ハイボールに数滴落とすやり方です。
レモンを搾るのと同じ感覚で使えますが、じゃばらのほうが香りに厚みがあります。
私はいつもボトルから目分量で注いでいますが、量にすると小さじ1くらいです。
入れすぎると酸味が前に出すぎるので、迷ったら少なめから始めたほうが失敗しません。
知多と合わせたときは、柑橘の香りとグレーンの甘い香りが喧嘩せずに重なりました。
じゃばらビール:黒ラベルに入れるのが我が家の最強
これは家族内で評価が固まっている飲み方です。
サッポロ黒ラベルにじゃばら果汁を少し入れる。
それだけで、市販のフレーバービールとは違う、香りだけが立った味になります。
ハイボールの話をしておいて何ですが、夏の一杯目はこれになる日が多いです。

じゃばら果汁はスーパーではほとんど見かけないので、購入は通販が基本になります。
▼じゃばら果汁はこちら
▶ じゃばら果汁は花粉症対策にどう?使い続けて分かった効果とおすすめの使い方
アイランド クラフトコーラ(沖縄)はハイボールにすると化ける
沖縄の琉球フロントが作る濃縮タイプのクラフトコーラです。
シークヮーサーと、沖縄で古くから使われてきた島こしょう「ヒハツ」を使っていて、着色料と保存料は入っていません。
2024年に出会ってから、夏になるたびに何本もリピートしています。
そのまま炭酸水で割る
濃縮タイプなので、炭酸水で割って飲むのが基本の形です。
市販のコーラのような強い甘さではなく、スパイスの香りが前に来ます。
初めて家族で飲んだときは、正直に言って反応が割れました。
コークハイボールにすると印象が変わる
クラフトコーラをウイスキーで割ると、いわゆるコークハイボールになります。
市販のコーラで作るコークハイとの違いは、甘さの質です。
砂糖の甘さではなくスパイスの香りが軸になるので、食事と一緒でも重くなりません。
ここにじゃばら果汁を少し足すと、柑橘の爽やかさが増して飲みやすくなります。
割り材どうしを組み合わせられるのも、何本か揃えておく利点でした。
なお、ウイスキーではなく焼酎やウォッカに混ぜても成立します。
公式では牛乳割りも紹介されていますが、我が家では作っていません。
息子に乳アレルギーがあるので、そもそも牛乳を家に置いていないからです。
豆乳で代わりになるのか、と思いつつまだ試せていません。
飲むだけでなく、かき氷にかけてもいい
濃縮タイプなので、かき氷のシロップとしてもそのまま使えます。
市販のかき氷シロップのような色はつきません。
かかっているのはスパイスの香りと薄い茶色だけなので、見た目は地味です。
ただ、子どもの反応はこちらのほうが良かったです。
割り材を1本買っておくと、飲み物以外にも出番があるのは思っていた以上に助かりました。
ちなみに器は、アデリアの「庄内craft」というシリーズのデザートグラスです。
山形県鶴岡市の松ヶ岡ガラス工業が手がけるハンドメイドのクリスタルガラスで、こちらも日本製。
後で出てくる梅シロップの貯蔵びんと同じ、石塚硝子のアデリアブランドです。

▶ アイランド クラフトコーラを正直レビュー|沖縄生まれの無添加コーラは「まずい」のか本音で解説
梅シロップは「仕込む」ところから夏が始まる(和歌山・南高梅)
ここまでは買ってくる割り材でしたが、最後は自分で作るものです。
梅シロップは、梅と氷砂糖を瓶に入れて3週間ほど待つだけでできます。
梅は毎年、近所の自然食品店で和歌山県産の南高梅を買っています。
栽培期間中に農薬・化学肥料・除草剤・防腐剤を使っていないものです。
我が家では2023年に購入したアデリアレトロの貯蔵びん3Lを使って、氷砂糖と黒糖の2種類を毎年仕込んでいます。
仕込むのはこの3Lの瓶ですが、できあがったシロップをそのまま入れておくと冷蔵庫に収まりません。
飲む段階では小分けの保存瓶とタッパーに移して、冷蔵庫にしまっています。
アデリアレトロは、創業200年を超える石塚硝子のガラス食器ブランド「ADERIA(アデリア)」が手がけるシリーズです。
赤い蓋と昭和の柄が、そのまま台所に置いておける見た目をしています。
梅ソーダと梅ハイボール
炭酸水で割れば梅ソーダです。
子どもがいちばん喜ぶのはこれでした。
ウイスキーを足せば梅ハイボールになります。
我が家は氷砂糖と黒糖の2種類を仕込んでいるので、ここで選べます。
氷砂糖のほうを「白梅ハイボール」、黒糖のほうを「黒梅ハイボール」と呼んでいて、その日の気分で決めています。
同じ梅なのに、砂糖を替えるだけで色も味も別の飲み物になります。

黒糖に使っているのは、沖縄・八重山の本黒糖です。
ミネラルが残っているぶん、白砂糖とは風味の出方がまったく違います。
▶ 黒糖は体にいい?白砂糖との違い|八重山本黒糖を実際に使ったレビュー
梅シロップ:ウイスキー:炭酸水を1:1:3あたりから始めて、そこから好みで動かすとまとまりやすいです。
梅は他の3つより主張が穏やかなので、角瓶でも成立する数少ない組み合わせでした。
仕込む容器で続くかどうかが決まる
正直なところ、梅仕事が続いている理由の半分は容器です。
プラスチックの保存容器で仕込んでいた頃は、匂いが残るのが気になって毎年は続きませんでした。
ガラス瓶に替えてからは、洗えば完全にリセットされるので気が楽になりました。
▶ アデリアレトロ 貯蔵びん 3L レビュー|氷砂糖・黒糖で梅シロップを2種仕込んで4年使った感想
割り材選びで我が家がやらかした失敗
きれいな話ばかり書いてきたので、うまくいかなかったことも残しておきます。
濃さの調整にたまに失敗する
いちばん多いのがこれです。
シロップを入れすぎて甘くなる。
ウイスキーを入れすぎて濃くなる。
逆に控えめにしすぎて、何を飲んでいるのか分からない薄さになる。
割り材は商品ごとに濃度がまったく違うので、「いつもの量」が通用しません。
作る順番は、氷、ウイスキー、割り材、炭酸水です。
炭酸水を最後にするのは理由があって、先に注いでしまうと割り材を混ぜる段階で炭酸が抜けてしまうからです。
順番自体は変えていません。
計量スプーンの類も使わず、瓶から直接グラスに注いでいます。
ほんの少しの量の違いでお酒の強さも甘さも大きく変わるので、入れすぎないように毎回慎重に注ぐ。
結局のところ、やっているのはそれだけです。
足すのは簡単ですが、薄めるのは難しい。
だから最初は少なめに入れて、一口飲んでから足すようにしています。
ウイスキーの量も固定していません。
その日の気分で濃いめにしたり薄めにしたり、そこは家で作る特権だと思って自由にやっています。
氷が溶けて薄まる
作った直後はちょうどよかったのに、飲み終わる頃には水になっている。
夏場は特にこれが起きます。
グラスをあらかじめ冷やしておく、氷を大きめにする、といった対策はありますが、完全には防げていません。
夏は製氷が追いつかない
これは家飲みを始めるまで想像していませんでした。
ハイボールは1杯あたりの氷の消費量が多く、家族で飲む日が続くと冷凍庫の自動製氷がまったく追いつきません。
夕方に作ろうとして製氷皿が空、ということが何度もありました。
理想は市販の大きいロックアイスだと思います。
溶けにくいので、最後まで濃さが保てます。
ただ、飲むたびに買い足すのは続きませんでした。
今は冷蔵庫の自動製氷にこまめに水を足して、切らさないようにするほうで対応しています。
割り材にこだわる前に、氷の供給を確保したほうが幸せになれます。
よくある質問
子どもも一緒に楽しめますか
生姜シロップ、じゃばら果汁、クラフトコーラ、梅シロップの4つとも、炭酸水で割ればそのままノンアルコールドリンクになります。
グラスを分けてからウイスキーを足せば、同じ素材で大人と子どもの分を同時に作れます。
なお、20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
アルコールを足すグラスは、必ず分けてから注いでください。
炭酸水は強炭酸でないとだめですか
割り材を入れるなら強炭酸をおすすめします。
シロップや果汁を加えると炭酸は確実に弱まるので、最初から弱いものだと輪郭が残りません。
角瓶と知多、最初に買うならどちらですか
まず角瓶で構いません。
価格が3分の1以下で、毎日開けられます。
割り材を何種類か試してみて「お酒の存在感が足りない」と感じたときに、知多を検討するくらいの順番がちょうどいいと思います。
割り材はどこで買えますか
じゃばら果汁、生姜シロップ、クラフトコーラの3つは、スーパーではほとんど見かけません。
いずれも通販での購入が基本になります。
まとめ:炭酸水1本と割り材があれば、夏の家飲みは十分広がる
居酒屋のハイボールに感じていた不満は、銘柄が分からないことと、濃さを自分で決められないことでした。
家で作るようになって、その2つは解決しました。
やったことは単純で、炭酸水を強炭酸に固定し、ウイスキーを用途で2本に分け、割り材を4つ揃えただけです。
高知の生姜、和歌山のじゃばら、沖縄のコーラ、そして和歌山の南高梅を八重山の黒糖で仕込んだ梅。
どれも日本で作られたもので、産地の違いがそのまま味の違いになっています。
そして一番の収穫は、割り材を入れるならウイスキーは「お酒感が強いほう」を選ぶ、という基準が自分の中にできたことでした。
角瓶は飲みやすさが持ち味なので、割り材を軽く効かせたい日に合います。
知多は割り材を入れても輪郭が残るので、香りをはっきり立てたい日に合います。
どちらが上という話ではなく、どちらもある状態がいちばん自由でした。
濃さの失敗も、氷が足りなくなる夏の夕方も含めて、家飲みはそれなりに手間がかかります。
それでも、自分で決めた一杯が手元にある時間は、居酒屋で出てきた薄いハイボールより確実に満足度が高いです。
味の感じ方には個人差があります
最後にひとつだけ書かせてください。
ここに書いた味の感想は、あくまで私個人の感じ方です。
お酒の味の受け取り方には個人差があって、メーカーの説明や世の中の口コミと食い違っているところもあります。
現に我が家でも、私と妻で評価が割れました。
同じ知多を飲んで、私は「これがいい」と思い、妻は「クセが強い」と言う。
どちらも正しいのだと思います。
なので、この記事の感想は「そう感じる人もいる」くらいに受け取ってもらえたらと思います。
そのうえで、割り材を1本だけ買って、いつものハイボールと飲み比べてみてください。
自分の舌でどう違うのかを確かめる時間そのものが、家飲みのいちばん面白いところだと思っています。
▼サントリー 知多はこちら



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