梅の季節になると、毎年決まってやりたくなることがあります。
梅シロップ作りです。
この時期になると、スーパーやホームセンターにも梅と一緒に保存瓶がずらりと並びます。 でも、見た目が地味だったり、作りが心配になるものも少なくありません。
アデリアレトロの貯蔵びんは、おしゃれで作りもしっかりしている。
一目見てそう思い、2023年に購入してから4年。 今年も梅シロップを2種類仕込むために、この瓶を棚から取り出す瞬間が楽しみになっています。
この記事では、40代の会社員・二児の父親として実際に使い続けてきた体験をもとに、アデリアレトロ貯蔵びん3Lの正直なレビューをお届けします。
良いところだけでなく、デメリットも包み隠さずお伝えします。 「買うべきか・やめるべきか」の判断材料にしていただければ幸いです。
アデリアレトロとは?200年の歴史を持つ日本製ガラスブランド
アデリアレトロは、創業200年を超えるガラスメーカー「石塚硝子株式会社」の食器ブランド「ADERIA(アデリア)」が手がけるシリーズです。
1961年に誕生したアデリアは、昭和の食卓に欠かせない存在として親しまれてきました。 花や動物の柄をあしらったプリントグラス、そして梅酒を仕込む赤い蓋の果実酒瓶——。 どこかの実家の台所で見たことがある、という方も多いのではないでしょうか。
アデリアレトロは、その懐かしさと温かみを現代に復刻したシリーズです。
見た目は昭和レトロですが、製造は現在の石塚硝子自社工場。 徹底した品質管理のもとで作られているので、安心して使えます。
そして見逃せないのが「日本製」であること。 ガラス食器は海外製品が多い中、アデリアレトロは国内工場でひとつひとつ丁寧に作られています。
商品スペック:アデリアレトロ 貯蔵びん 3L

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 容量 | 約3,000ml(3L) |
| サイズ | 最大径 約16.9cm × 高さ 約22.3cm |
| 重量 | 約1.25kg |
| 素材 | ソーダガラス |
| フタ・ハンドル | ポリプロピレン |
| パッキン | ポリエチレン |
| 金具・レードル | ステンレス |
| 生産国 | 日本製 |
柄は「花まわし」と「アリス」の2種類があります。


「花まわし」は赤と白のお花がくるくると描かれた愛らしいデザイン。 「アリス」はオレンジと黄色のポップな色合いが印象的で、昭和アデリアの代表的な柄のひとつです。
わが家では2つの柄を1本ずつ揃えています。 並べて置くだけで、キッチンがぱっと明るくなります。
4年使ってわかった:良いところ4つ
① おしゃれで、どこに置いても様になる。2本並べると映える
この時期、スーパーやホームセンターに並ぶ保存瓶は、シンプルな無地のものがほとんどです。 機能的には問題ないのですが、どこか「仮置き感」が出てしまいます。
アデリアレトロは柄があるだけで、置き場所を選びません。 仕込み中は収納棚にしまっていることが多いのですが、キッチンのカウンターやテーブルにそのまま置いておいても絵になります。
見た目がおしゃれだと、仕込みのモチベーションが全然違います。
昭和レトロな柄は、木のカッティングボードやナチュラル系のキッチンとよく合います。
さらに、柄の違う2本を並べると本当によく映えます。 SNS用の写真を撮るわけではないのですが、自然と「記録しておきたい」という気持ちになります。 梅仕事を毎年続けるモチベーションになっているのは、この「見た目の力」が大きいと感じています。
② 仕込み中の「瓶ごとゆっくり回す」が気持ちいい
梅シロップを仕込んでいる間は、砂糖が溶けてシロップが梅全体に行き渡るよう、毎日瓶をくるくると傾けて混ぜます。 フタをしっかり閉めたまま、瓶ごとゆっくり回転させるのが正しいやり方です。
アデリアレトロはハンドルがついていて持ちやすいので、この作業がしやすいです。 ただ、梅と砂糖を入れると重量がかなりあります。 子どもが「やりたい!」と言うことがあるのですが、転倒が心配なので大人と一緒に行うのがおすすめです。
なお、付属のレードルは仕込み中に混ぜるためのものではなく、完成したシロップをグラスに注ぐときに活躍します。 これがあると、大きな瓶からシロップをこぼさず注げてとても便利です。
③ ガラス製だから匂い移りがない
プラスチック容器は、使用後に独特の匂いが残ることがあります。
ガラス製のアデリアレトロなら、そういった心配がありません。 洗うと完全にすっきりして、翌年も清潔に使い始められます。
4年使い続けていますが、劣化や匂い残りは一切感じていません。
④ 口径が広く、梅が入れやすい
口径が約11.2cmあるので、梅をそのまま入れやすいのも助かります。
南高梅のような大粒の梅でも、詰まることなくスムーズに入れられます。 瓶が倒れにくい安定した形状なので、仕込み中のストレスが少ないです。
正直に言います:デメリット・注意点
① 重い
瓶だけで約1.25kgあります。 梅と砂糖を満タンに入れると、かなりの重量になります。
頻繁に持ち運ぶ使い方には向いていません。 また、子どもだけで瓶を持って混ぜるには重すぎるので、必ず大人が一緒に行うようにしてください。
置き場所をあらかじめ決めておき、そこから動かさない使い方なら問題ありません。
② 価格がやや高め
ホームセンターの保存容器と比べると、価格は高めです。
ただ、4年使い続けている実感として、1シーズンあたりのコストに換算するとむしろ安いと思っています。 プラスチック容器のように劣化して買い替えるサイクルもないので、長い目で見ればコスパは悪くありません。
「安くて使い捨て」より「高くても長く使えるもの」を選ぶ価値観の方には、間違いなく合います。
③ ガラスなので割れることがある
ガラス製品の宿命として、落とせば割れます。
ただ、普通に丁寧に使っていれば問題ありません。 4年間、一度も割れたことはありません。
わが家の梅シロップ2種仕込みレポート:氷砂糖 vs 黒糖
ここがこの記事で一番お伝えしたいところです。
わが家では毎年、同じアデリアレトロの瓶を2本使って、梅シロップを2種類仕込んでいます。
- 1本目:氷砂糖で仕込む梅シロップ
- 2本目:黒糖で仕込む梅シロップ

梅について

毎年同じ近所の自然食品販売店で、和歌山県産の南高梅を購入しています。 栽培期間中、農薬・化学肥料・除草剤・防腐剤不使用の梅です。 素材にこだわることで、シロップの味が全然違います。
氷砂糖バージョン
氷砂糖は溶けやすく、仕込みが初めての方にもおすすめです。 出来上がりのシロップは透き通った黄金色で、梅の風味がすっきりと前に出た爽やかな味わいになります。
黒糖バージョン
黒糖は独特のコクと風味があり、仕上がりはやや濃い琥珀色になります。 「梅×黒糖」の組み合わせは、氷砂糖バージョンとは全く異なる深みのある仕上がりです。
飲み方
どちらも炭酸水で割って飲むことが多いです。 暑い季節に冷たい炭酸水と氷で割ると最高においしく、熱中症対策にもなりそうです。 これだけたくさん作っても、毎年夏が終わるころにはなくなってしまいます。
2種類あると、その日の気分で飲み分けられるのも楽しいポイントです。
今回の梅シロップ仕込みに使った黒糖については、こちらの記事でくわしくレビューしています。 黒糖と白砂糖の違いや体への影響も解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。
黒糖は体にいい?白砂糖との違い|八重山本黒糖を実際に使ったレビュー
こんな人におすすめ・買わないほうがいい人
アデリアレトロ 貯蔵びんをおすすめする方
- 毎年梅仕事を楽しみたい方
- キッチンをおしゃれに整えたい方
- 長く使えるものに投資したい方
- 出産祝い・結婚祝いなどのギフトを探している方(化粧箱付きで贈り物にも最適)
向いていない方
- とにかく安く済ませたい方
- 頻繁に持ち運んで使いたい方
まとめ:梅の季節だけじゃない、一年中そばに置きたい瓶
アデリアレトロの貯蔵びん3Lを4年使ってきた率直な感想をまとめます。
- 昭和レトロなデザインが美しく、どこに置いても絵になる
- 仕込み中の「瓶ごと回す」作業がしやすい設計
- ガラス製で匂い移りなし、年を越しても清潔に使い続けられる
- 重さと価格がデメリットだが、長く使える分だけコスパは高い
- 2種類仕込み比べができる点が、毎年の楽しみになっている
道具が変わると、梅仕事の楽しさが変わります。
梅の季節は短いです。 仕込みのタイミングを逃さないよう、早めにチェックしておくことをおすすめします。


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