夏の部屋着選び、毎年悩みませんか。
化繊のルームウェアは乾きこそ早いものの、汗ばむ日はどうも肌に張り付く。
かといって普通の綿のハーフパンツは、汗を吸ったあとなかなか乾きません。
そこで私が選んだのが、滋賀県の伝統生地「高島ちぢみ」で作られた綿100%のステテコ、SUZUMEN(スズメン)の「涼綿(すずめん)」です。
40代会社員で、妻と小学生の子ども2人と暮らす父親です。
安い買い物での失敗を繰り返してきた経験から、肌に直接触れるものこそ品質で選ぶようになりました。
この記事では、届いたばかりの涼綿ステテコを実際に履いた率直な感想と、1枚4,070円という価格に見合う価値があるのかを、良い点も気になる点も隠さずお伝えします。
読み終わる頃には、「4,000円のステテコは高いのか、それとも妥当なのか」をご自身で判断できるようになるはずです。
結論|履いた瞬間に「これは違う」と分かるステテコだった
最初に結論をお伝えします。
SUZUMENの高島ちぢみステテコ「涼綿」は、履いた初日から化繊や普通の綿との違いがはっきり分かる部屋着でした。
とにかく軽い。
そして生地表面のシボ(凹凸)のおかげで、肌への接地面が少なくサラッとしています。
正直に言うと、まだ届いて1日しか履いていません。
長期間の耐久性については現時点で評価できないため、ひと夏使ったあとに改めてこの記事に追記します。
それでも「買ってよかった」と初日で感じた理由を、順番に説明していきます。
高島ちぢみとは|滋賀県高島で200年続く夏の伝統生地
高島ちぢみは、琵琶湖の北西に位置する滋賀県高島市周辺で、江戸時代の末期から作られてきた綿織物です。
産地としての歴史は200年以上。
かつては全国にあった綿ちぢみの産地も、今ではこの高島地区が国内の主要産地として残るのみとなりました。
最大の特徴は、強く撚りをかけた糸で織ることで生まれる「シボ」と呼ばれる表面の凹凸です。
シボがあると肌に触れる面積が減るため、汗をかいても張り付きにくく、風が通ります。
さらに吸水速乾性に優れ、横方向には天然のストレッチが効く。
まさに日本の蒸し暑い夏のために生まれた生地です。
涼綿ステテコの外観と仕様
今回購入したのは、SUZUMENの「涼綿」シリーズの高島ちぢみステテコです。
製造は名古屋の株式会社大醐(だいご)。
もちろんメイドインジャパンです。

パッケージの裏には「究極の天然素材 日本製 涼綿クレープ」と書かれていて、吸汗速乾・風通しのよさ・ストレッチ性という3つの特長が記されています。

- ブランド:SUZUMEN(涼綿)
- 製造:株式会社 大醐(日本製)
- 素材:綿100%(高島ちぢみ・涼綿クレープ)
- 品番:BC6389-08-5 グリーン
- サイズ:M(ウエスト76〜84cm)
- 丈:膝下丈・後ろポケット付き
- 価格:4,070円(税込・購入時)
カラーは無地のグリーンを選びました。
部屋着らしからぬ落ち着いた色味で、ちょっとした外出ならそのまま履いていけそうです。

後ろには実用的なパッチポケットが1つ付いています。
スマホや小物をさっと入れておけるので、家の中での移動に便利です。

ウエストの内側には「SUZUMEN」のブランドタグと、「ウエスト76〜84 M 綿100% 日本製」の品質表示。
ゴムはしっかりしていて、それでいて締め付けすぎない絶妙な強さです。

そして生地を近くで見ると、細かい凹凸がはっきり分かります。
これがシボです。
触るとサラサラというより「シャリッ」とした独特の感触で、化繊にはない心地よさがあります。

履いた瞬間に分かった3つの良さ
①とにかく軽い
袋から出して最初に驚いたのが軽さです。
持った瞬間に「軽っ」と声が出ました。
履いてみると、生地の存在をほとんど感じません。
寝苦しい真夏の夜、少しでも体への負担を減らしたい場面でこの軽さは効いてきます。
②ストレッチが効いて締め付けがない
高島ちぢみはシボの伸縮によって、横方向に自然なストレッチが効きます。
あぐらをかいても、ソファで寝転んでも、突っ張る感じがまったくありません。
ウエストのゴムも締め付けすぎず、長時間履いても跡が残りにくそうです。
子どもと床に座って遊ぶ時間が長い父親として、この動きやすさはありがたいポイントでした。
③シボのおかげでサラッと快適
一番の収穫は、「肌に何も張り付いていない感覚」です。
汗ばむ時間帯でも、シボが肌と生地の間に空気の通り道を作ってくれるのでベタつきません。
これならエアコンの設定温度を1度上げても過ごせそうです。
我が家では扇風機を併用してエアコンの温度を上げる夏の過ごし方を続けていて、その相棒がバルミューダ The GreenFanです。涼綿ステテコ×扇風機の組み合わせは、夏のエアコン代の節約にもひと役買ってくれます。
正直に言う気になる点
良いことばかり書いても参考にならないので、気になった点も挙げておきます。
まず、シワです。
ちぢみ生地は構造上シワが寄りやすく、パリッとした見た目を求める人には向きません。
ただ、シボとシワが一体化したような風合いがこの生地の味でもあるため、部屋着と割り切れば気にならないレベルです。
次に価格。
ステテコ1枚に4,070円は、正直なところ私も購入ボタンを押すまで少し迷いました。
ユニクロなら同じ予算で2〜3枚買えてしまいます。
そして耐久性。
これは現時点では未知数です。
パッケージには「洗濯後はヨコ巾が大きく縮んだように見えるが、着用すると体に合わせて伸びる」と書かれていました。
この特性が洗濯を重ねてもキープされるのか。
ここは実際に使い込んでから、この記事に追記して報告します。
エアリズムなど化繊ステテコとの違い
夏のリラックスウェアといえば、ユニクロのエアリズムやリラコを思い浮かべる人も多いはずです。
化繊の強みは、速乾性と価格、そしてシワになりにくいこと。
一方で、大量に汗をかいたときのヌルッとした張り付き感や、人工的な肌触りが苦手という声もよく聞きます。
綿100%の高島ちぢみは、汗をしっかり吸ったうえで、シボの凹凸が肌離れを保ってくれるのが決定的な違いです。
天然素材なので、肌が敏感な人や子どもにも選びやすいのも安心材料でしょう。
どちらが優れているというより、「汗をかく前提で快適さを取るなら高島ちぢみ」「手軽さと価格なら化繊」という棲み分けだと考えています。
4,000円のステテコは高いのか
ここまで読んで、それでも価格で迷っている方へ。
私なりの考え方をお伝えします。
我が家では化繊の部屋着とも着回すので、このステテコの出番は夏のうち30〜40日ほど。
仮に年35日履くとして、3年使えば約105日。
4,070円を105日で割れば、1日あたり40円ほどの計算です。
しかもこの手の天然素材は、シーズンを越えて何年も使えるのが前提。
毎日の不快なベタつきからの解放が1回40円で手に入るなら、妥当な投資だと判断して購入を決めました。
さらに高島ちぢみは200年続く国産の伝統生地。
買うことが、滋賀の織物産地を応援することにもつながります。
「安物買いの銭失い」を繰り返してきた私の経験上、肌に直接触れて毎日使うものこそ、少し良いものを選ぶ価値があります。
同じ「日本製・綿の心地よさ」という軸では、一年を通して愛用しているループウィラーの吊り編みスウェットも、肌触りで選んだお気に入りの一着です。
もっと選択肢を見たいなら|高島ちぢみ専門ブランド「steteco.com」
今回私が購入したのはSUZUMENの「涼綿」ですが、高島ちぢみのステテコを専門に展開するブランドもあります。
それが「steteco.com(ステテコドットコム)」です。
高島ちぢみの産地と連携したメーカー発のブランドで、柄物やレディース、キッズサイズまで幅広く揃っています。
私自身はまだ購入していないため使用感はお伝えできませんが、デザインの選択肢を広げたい方や、家族おそろいで揃えたい方はチェックしてみる価値があるはずです。

まとめ|迷っているなら夏が来る前に
SUZUMENの高島ちぢみステテコ「涼綿」を履いた初日の感想をまとめます。
- 驚くほど軽く、生地の存在を忘れる
- ストレッチが効いて締め付けゼロ
- シボのおかげで汗ばんでもサラッと快適
- シワは寄りやすいが、部屋着なら気にならない
- 耐久性はひと夏使ってから追記予定
肌に毎日触れるものだからこそ、少し良いものを選ぶ価値があります。
ステテコの本領が発揮されるのは、これから訪れる本格的な夏。
迷っているなら、暑さのピークが来る前に手に入れておくのがおすすめです。



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