葛飾北斎の「凱風快晴」が表紙になったツバメノート。
SNSや通販サイトで見かけて、気になっている方も多いと思います。
ただ、検索して出てくるのはショップページばかりで、実際に使った人の声がなかなか見つかりません。
「デザインだけのコラボ商品だったら嫌だな」と不安に感じていませんか。
先に結論をお伝えすると、このノートはデザインだけではなく、ノートとしての作りも本物でした。
私は2026年7月に実際に購入し、手持ちのボールペンで筆記テストも行いました。
この記事では、実物の質感・製本・書き心地・購入時の注意点まで、写真付きでお伝えします。
読み終わる頃には、自分に合うノートかどうか判断できるはずです。

ツバメノート×葛飾北斎「凱風快晴」とはどんなノート?
すみだ北斎美術館の監修を受けたコラボ商品
このノートは、文具メーカーのワールドクラフトが企画した「ツバメノート×葛飾北斎」コラボシリーズのひとつです。
表紙には、葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」から「凱風快晴」が使われています。
すみだ北斎美術館所蔵の浮世絵を使用し、監修を受けた商品という点も安心材料です。
雑貨としてありがちな「それっぽい和柄」ではなく、美術館がお墨付きを与えた本物の図版が表紙になっています。
商品仕様
私が購入したA5方眼タイプ(型番:TWK-A5H)の仕様は以下のとおりです。
- サイズ:A5(148×210mm)
- 罫線:5mm方眼
- 枚数:30枚(60ページ)
- 製本:糸綴じ
- 本文用紙:ツバメ中性紙フールス
- 日本製
購入価格は税込330円でした(2026年7月・ヨドバシ・ドット・コム)。
コラボ商品としては、かなり手に取りやすい価格だと思います。

ツバメノートは1947年創業の老舗メーカー
ツバメノートは1947年(昭和22年)創業のノートメーカーです。
「大学ノート」の定番として、創業以来変わらぬノートを作り続けてきました。
本文に使われているツバメ中性紙フールスは、高品質のフールス紙をさらに筆記特性に優れるよう加工したオリジナルの紙です。
万年筆ユーザーからの支持が厚いことでも知られています。
つまりこのコラボは、老舗の実力あるノートに北斎の名作をまとわせた商品ということです。
実物レビュー|表紙の印刷と製本の質感
表紙の印象は「上品でしぶい」
実物を手にした率直な感想は、上品でかっこいい、そして「しぶい」の一言です。
通販サイトの商品画像で見るよりも、実物のほうが良く感じました。
派手に主張するデザインではないので、書斎やオフィスの机に置いても浮きません。
毎日開くノートだからこそ、表紙が「好きな一枚の絵」であることの満足感は想像以上でした。

定番の「神奈川沖浪裏」と迷った末に選んだ理由
実は、購入時にもうひとつのデザインと迷いました。
海外でも「The Great Wave」として知られる、定番の「神奈川沖浪裏」です。
北斎コラボらしさで選ぶなら、あの大波のデザインが王道だと思います。
それでも最終的に「凱風快晴」に決めたのは、富士山そのものが主役として大きく描かれたデザインだったからです。
当ブログのロゴに近い、富士山が目立つ一冊という点が決め手になりました。
ちなみにA5サイズの場合、罫線は柄によって異なり、凱風快晴が5mm方眼、神奈川沖浪裏が横罫です。
デザインだけでなく、使いたい罫線から選ぶのもひとつの決め方だと思います。
糸綴じ製本の丁寧な作り
製本はシンプルで、しっかりとした丁寧な作りです。
ツバメノート伝統の糸綴じ製本なので、ページの開きが良く、ノートとしての基本性能に不安はありません。
安さを感じさせる部分がどこにもなく、330円でこの品質は正直驚きでした。

書き心地を試した|ジェットストリームで筆記テスト
にじみ・裏抜けの結果
手持ちのボールペン、uni ジェットストリーム4&1(替芯:SXR-80-07・0.7mm)で筆記テストを行いました。
ペン本体は軸に「JAPAN」の刻印がある日本製で、替芯のSXR-80シリーズも日本製です。
日本製のノートを日本製のペンで試す、当ブログらしい組み合わせになりました。
結果は、にじみなし・裏抜けなしです。
一方で、裏写りは正直あります。写真のとおり、裏面から文字がうっすら透けて見える程度には写ります。
また、筆圧にもよると思いますが、裏面には筆記の凹凸がわずかに残ります。指でなぞるとなんとなく分かる程度です。
インクが裏まで抜けているわけではないので、メモ用途なら両面とも使えます。
ただ、裏写りや凹凸が気になるタイプの方は、片面使いを前提に考えると安心です。
万年筆に強い紙として知られるツバメ中性紙フールスですが、油性ボールペンとの相性も良好でした。


5mm方眼はメモ用途に使いやすい
5mm方眼は、文字も図もバランスよく書ける万能タイプの罫線です。
私は自宅の書斎で、仕事とプライベート両方のメモ用として使っていく予定です。
A5サイズは机の上で場所を取らず、本棚にも収まりが良いサイズ感です。
購入前に知っておきたいこと
ヨドバシではA5のみだった(B5は他店で購入可能)
ひとつ迷ったのがサイズです。
私は普段使い慣れたB5サイズが欲しかったのですが、購入したヨドバシ・ドット・コムで選べた北斎コラボはA5のみでした。
調べたところ、B5サイズの北斎コラボ(凱風快晴の方眼タイプや、「神奈川沖浪裏」の横罫タイプ)はAmazonなどで販売されています。
B5派の方は、購入先ごとの取扱サイズを確認してから選ぶことをおすすめします。
送料で損をしない買い方
330円という単品価格の安さゆえに、購入先選びには注意が必要です。
楽天市場では送料がかかる店舗が多く、送料のほうが商品より高くなってしまいます。
私は普段、楽天市場とヨドバシ・ドット・コムを使い分けています。
今回は送料を含めた合計金額がいちばん安かったので、注文金額にかかわらず送料無料のヨドバシ・ドット・コムを選びました。
Amazonや楽天で買う場合は、他の買い物と合わせて送料無料ラインに乗せるのが賢い買い方です。
なお、Amazonで単品の取り扱いを調べたところ、送料がかかる出品がほとんどでした。
その代わりAmazonには凱風快晴と神奈川沖浪裏の2柄セット(TWK-A5SET)があり、私が調べた2026年7月時点では、単品に送料を足すよりセットのほうが安く買えました。
1冊あたり330円で2柄両方を試せるので、デザインに迷っている方はむしろセットがおすすめです。
ギフトにも向いています
このノートは、自分用だけでなくちょっとした贈り物にも向いています。
北斎の名作という誰もが知るモチーフで、日本製で、価格も手頃。
文具好きの同僚へのプレゼントや、海外の方へのお土産に添える一冊としても喜ばれるはずです。
まとめ|デザインで選んでも後悔しない実力派ノート
ツバメノート×葛飾北斎「凱風快晴」A5方眼をレビューしました。
- すみだ北斎美術館監修の本物の図版を使った表紙
- 1947年創業ツバメノートの丁寧な糸綴じ製本
- ジェットストリームでにじみ・裏抜けなしの筆記性能
- 税込330円という手に取りやすさ
私がこのノートを選んだ決め手は、日本製であること、そして、いかにも国産らしいデザインでした。
その期待は、実物を手にして裏切られませんでした。
机に置いてあるだけで少し気分が上がるノートです。
デザインに惹かれた方は、安心して手に取ってみてください。
このノートもそうでしたが、SNSで見かけたのをきっかけに買った国産のものが、我が家には少しずつ増えています。



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