市販のジンジャーエールを飲んで「甘いだけで生姜の味がしない」と感じたことはありませんか。
私も昔はそうでした。
子どもの頃に飲んだ、喉の奥がカッと熱くなるようなジンジャーエールを探して、市販のペットボトルを何本も試してはがっかりする。
そんな我が家の答えになったのが、高知県産の有機生姜だけで作られた「生搾り有機生姜シロップ(黄金虚空蔵Ⅱ使用)」です。
初めて注文したのは2023年6月。
以来3年、通算10本以上リピートして、夏は炭酸水で割る自家製ジンジャーエールが我が家の定番になりました。
原材料は有機生姜と有機きび糖の2つだけ。
このシロップが1本あれば、家で本物のジンジャーエールが数分で作れます。
この記事では、3年飲み続けてわかった美味しさの理由と、正直なデメリットまで包み隠さずお伝えします。

生搾り有機生姜シロップとは|原材料は2つだけ
まず、この商品がどういうものかを簡単に整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 生搾り有機生姜シロップ |
| 内容量 | 150ml |
| 原材料 | 高知県産有機黄金虚空蔵Ⅱ生姜、有機きび糖 |
| 認証 | 有機JAS |
| 製造者 | 株式会社ゆうきのもり(高知県高岡郡四万十町) |
注目してほしいのは原材料欄です。
生姜ときび糖、以上。
保存料も香料も入っていませんし、水すら加えていない「無加水」製法です。
市販の生姜シロップには、水で薄めたうえで香料や酸味料で味を整えているものも少なくありません。
このシロップは搾った生姜そのものの味で勝負しているわけです。

作っているのは高知県四万十町の「ゆうきのもり」大森行彦さん
製造者は、高知県高岡郡四万十町にある株式会社ゆうきのもり。
高知県は生姜の生産量で全国トップですが、その中でも四万十町は年間約4,700トンを生産する、日本一の「生姜の町」です。
当ブログでは「どこの誰が作っているか」を大事にしているので、この点はきちんと調べました。
代表の大森行彦さんは、30年以上前に兵庫県から四万十町へ移住し、有機農業を続けてきた方です。
約15,000坪もの畑を農薬や化学肥料に頼らずに管理していて、四万十町公式noteの取材記事では、草刈りだけで1ヶ月かかる重労働を笑い飛ばす姿が紹介されています。
黄金虚空蔵Ⅱを有機栽培している生産者は全国でもごくわずかだそうで、「特別なことではなく、普通のことを地道に」という大森さんの言葉そのままの、手間を惜しまない生姜づくりです。
清流四万十川の流れる土地で、誰が、どんな思いで作っているかがここまで見えるシロップは、実はあまり多くありません。
黄金虚空蔵Ⅱという聞き慣れない生姜
商品名にある「黄金虚空蔵(おうごんこくぞう)Ⅱ」は生姜の品種名です。
メーカーの説明によると、農林水産省に登録された品種で、辛み成分のジンゲロール含有量が一般的な生姜の1.6倍あるそうです。
正直、最初は「品種なんてどれも同じでは」と思っていました。
ところが実際に飲むと、香りの鮮烈さと後から来る辛さがまったく違います。
数値の裏付けはメーカー調べですが、味の違いは素人の舌でもはっきりわかるレベルでした。
我が家の夏の定番「自家製ジンジャーエール」
このシロップの一番の使い道が、炭酸水で割るだけの自家製ジンジャーエールです。

作り方は本当に簡単で、グラスにシロップを注いで、強炭酸水を足すだけ。
ちなみに我が家の炭酸水は、箱買いしているOZA SODA(旧ZAO SODA)の強炭酸水です。名前が変わった経緯と選び方もあわせてどうぞ。
お恥ずかしい話ですが、我が家では比率をきっちり計ったことがありません。
グラスの底に1〜2センチほどシロップを入れて、あとは炭酸を目分量でドボドボ。
これで十分に美味しくできてしまうのが、このシロップの懐の深さだと思います。
ちなみにラベルの推奨は「本品1:炭酸水5」なので、迷ったらそこから始めるのが確実です。
濃いめに入れれば喉がカッと熱くなる大人の味、薄めに入れればゴクゴク飲める爽快な味。
その日の気分で調整できるのは、原液が濃いからこそです。
市販のジンジャーエールには、もう3年戻っていません。
子どもの反応は真っ二つに分かれた
我が家には娘と息子がいますが、反応は見事に分かれました。
娘はこのジンジャーエールが大好きで、夏になると自分でよく作って飲んでいます。
一方、息子には少し辛かったようで、飲むのはたまにです。
息子に出すときは、はちみつを少し足して甘みでカバーしています。
これなら「辛い」と言っていた息子でも飲めるので、生姜が苦手なお子さんにははちみつアレンジをおすすめします。
本物の生姜の辛さがあるからこその反応なので、個人的にはむしろ信頼できるポイントだと感じています。
ジンジャーエール以外のおすすめの使い方5選
このシロップ、実は夏の飲み物専用ではありません。
我が家で定着している使い方を紹介します。
- 生姜焼き:タレに小さじ1〜2杯。生姜をすりおろす手間がなくなり、味に深みが出ます
- しょうが湯:お湯で割るだけ。肌寒い朝や、冷房で体が冷えた日にちょうどいい一杯です
- しょうが紅茶:ティーカップに小さじ1杯。はちみつを足しても合います
- シャンディガフ:ビールに少量足すと、生姜の香りが効いた自家製シャンディガフになります
- ジンジャーハイボール:ウイスキーのハイボールに少し足すだけで、バーで飲むような一杯に変わります
飲み物から料理、晩酌まで1本でカバーできるので、150mlの小瓶ながら出番は年中あります。
生姜は昔から体を温める食材として親しまれてきましたし、辛み成分のジンゲロールには抗炎症や抗酸化との関わりを調べる研究もあります。
効果を約束するものではありませんが、「美味しくて、ついでに体にも良さそう」くらいの気持ちで、我が家は季節を問わず使っています。
夏の無添加ドリンクは他にも、沖縄生まれのアイランド クラフトコーラや、徳島・光食品のオーガニックスポーツドリンクをレビューしています。
3年・10本以上リピートしてわかったこと
ここからは、長く飲み続けたからこそ言える本音です。

ユウキの有機コーディアルから乗り換えた理由
実はこのシロップの前は、ユウキ食品の「有機コーディアル ジンジャー」を愛飲していました。
500mlと量がたっぷりで、甘めの味わいで飲みやすい、良い商品です。
ただ、一度この生搾りシロップを試したら、生姜の香りの立ち方が別物でした。
コーディアルが「生姜風味の甘いシロップ」だとすると、こちらは「生姜そのものを飲んでいる」感覚に近い。
2023年に初めて注文してから、飲み比べるまでもなく乗り換えてしまい、以来ずっとこちらです。
良かった点
3年使い続けている理由を挙げます。
- 原材料が2つだけという安心感。子どもに出すときに迷いがない
- 濃さを自分で調整できるので、大人と子どもで同じ1本を使い回せる
- 前述のとおり使い道が広く、夏だけの商品ではない
特に原材料のシンプルさは、無添加の食品を選びたい人にとって代えがたい価値だと思います。
正直なデメリット
良いことばかり書いても参考にならないので、気になる点を先にまとめます。
- 150mlはすぐなくなる
- 価格が高め
- 瓶の底に沈殿する
順番に説明します。
まず量について。
夏場に家族でジンジャーエールを飲むと、1本が2週間持たないこともあります。
我が家が単品ではなく3本セットで買うのは、これが理由です。
次に価格。
スーパーで買える生姜シロップの倍近い感覚なので、普段使いには少し勇気がいります。
ただ、原材料と作り手の手間を知ってからは、納得して払える値段だと感じています。
最後に沈殿について。
瓶の底に生姜の成分が溜まるので、よく振ってから使う必要があります。
品質には問題ないのですが、初めて見たときは少し驚きました。
むしろ搾った生姜がそのまま入っている証拠だと、今では思っています。
失敗談:同シリーズの「ストレート」は辛すぎた
ひとつ失敗談があります。
同じシリーズに、きび糖すら入っていない「生搾り有機生姜ストレート」という商品があり、辛党の私は「もっと本格的では」と試したことがあります。
結果は完敗でした。
甘みがないと生姜の辛さがダイレクトに来すぎて、正直飲みにくかったです。
料理用と割り切るならアリですが、ジンジャーエール目的なら、きび糖入りのシロップのほうを強くおすすめします。
おすすめする人・しない人
3年飲んだ経験から、向き不向きを整理します。
おすすめする人
- 市販のジンジャーエールを甘すぎると感じている人
- 無添加・有機JASにこだわって食品を選びたい人
- 家で「大人の味」の炭酸ドリンクを楽しみたい人
- 産地や作り手がはっきりした商品を選びたい人
おすすめしない人
- 甘いジンジャーエールが好きな人(市販品のほうが合います)
- コスパ最優先で量をたくさん飲みたい人
- 生姜の辛さそのものが苦手な人
購入情報|買うなら3本セットが割安
私はいつも楽天市場で購入しています。
単品だと送料がかかるため、3本セットの送料無料のほうが割安です。
前述のとおり150mlはすぐなくなるので、消費面でも3本で困ることはまずありません。
ひとつ注意点があります。
この商品、人気なのか製造ロットが小さいのか、たびたび欠品します。
私も「買おうと思ったら発送が数週間先だった」ことが何度かありました。
夏に飲みたいなら、見つけたときに確保しておくのが確実です。

まとめ:生姜シロップ選びで迷ったらこれ
最後に、この記事の内容を振り返ります。
- 原材料は高知県産有機生姜と有機きび糖の2つだけ。無加水・保存料無添加
- 作っているのは日本一の生姜の町・四万十町で30年以上有機農業を続ける「ゆうきのもり」大森さん
- 炭酸水で割るだけで、市販品とは別物の本格ジンジャーエールになる
- 子どもには少し辛め。はちみつを足せば解決
- 生姜焼き・しょうが湯・シャンディガフ・ハイボールまで使い道は年中ある
- 150mlはすぐなくなる・価格高め・沈殿するのが正直な弱点
- 買うなら3本セット。欠品しがちなので見つけたら確保
2023年から3年、10本以上リピートしてきた我が家の結論はシンプルです。
生姜シロップは、生姜の味がしてこそ。
甘いだけの炭酸に物足りなくなった方は、一度この「生姜そのもの」の味を試してみてください。
夏の家飲みが、確実にワンランク上がります。
生姜シロップ以外にどんな割り材を使っているのかは、こちらの記事にまとめました。



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