
「エアコンを買い替えたいけど、どのメーカーを選べばいいかわからない」と感じていませんか?
国内シェア上位のメーカーでも、実は製造は海外というケースがほとんどです。
日本製にこだわって選びたいなら、まず候補に挙げるべきメーカーがあります。
それが三菱電機「霧ヶ峰」シリーズです。
全機種を静岡製作所(静岡県)で製造し続けている、大手では数少ない完全国内生産ブランドです。
私は40代・二児の父として、家族が毎日使うものこそ品質のしっかりしたものを選びたいという考えから、今回思い切って霧ヶ峰GVシリーズ(MSZ-GV2526-W)に買い替えました。
「日本製」を選んだことで、古いエアコンが作り出していた寝苦しい夜から解放されました。
この記事では、三菱電機が日本製にこだわり続ける背景・GVシリーズの使用感・取付工事での失敗談・エアコン2027年問題まで、購入から設置までの体験をまるごとお伝えします。
寝室のエアコンをついに交換。快眠を取り戻した話
昨年の夏ごろから「冷房の風がいつまで経ってもぬるい風しか出てこない・・・涼しくならない・・・」という状態でなんとか夏を乗り切りました。
引越しする前の家でも使っていた機種を移設して使い続けて、年式も古くなってきていた。
今年は思い切って2台買い替えることにしました。
選んだのは三菱電機の「霧ヶ峰GVシリーズ(MSZ-GV2526-W)」です。
決め手は「日本製」であること、それだけでした。
この記事では、40代・二児の父である私が三菱電機エアコンを選んだ理由、取付工事で経験した失敗談、そして今まさに知っておくべき「エアコン2027年問題」についてまとめます。
エアコンの買い替えを検討している方に、少しでも参考になればうれしいです。
エアコン業界の現実:ほとんどが海外製
まず知っておいてほしいことがあります。
家電量販店に並んでいるエアコンの大半は、海外で製造されています。
国内シェアトップのダイキンをはじめ、2位のパナソニック、3位の三菱電機、以下日立・富士通ゼネラル・シャープ・東芝といった国内主要メーカーが市場の大半を占めています。
しかし、これらの「日本のメーカー」でも、製造拠点は中国やタイなど海外であることがほとんどです。
「日本のメーカーだから日本製」は、エアコンに関しては成立しないことが多い。
そんな中で、三菱電機の「霧ヶ峰」シリーズはすべて静岡製作所(静岡県静岡市)で製造されています。
国内市場向けルームエアコンを全数、国内で生産し続けているのは、大手メーカーの中では三菱電機が代表的な存在です。
(なお、コロナも一部機種で日本製を展開しています。)
なぜ三菱電機は日本製にこだわり続けるのか
三菱電機が静岡製作所でエアコンを作り続ける理由は、品質管理と開発のスピードにあります。
「商品企画・設計」→「開発評価」→「生産」→「ユーザーからのフィードバック」→「商品企画・設計」というサイクルを、同じ拠点内で完結させることができる。
これが、70年以上にわたって国内生産を続けてきた最大の強みです。
実際に三菱電機の公式サイトには、
「1台1台人の手、目、耳で検査。開発から生産まで、全シリーズ安心の日本製。」
と明記されています。
海外工場では難しい、繊細な検査工程を国内の熟練スタッフが担っているというわけです。
私が「日本製かどうか」にこだわるのは、単なる国産信仰ではありません。
子どもたちが毎日使うもの、長期間使い続けるものこそ、品質の安定したものを選びたい。
そういう考え方が根っこにあります。
購入した機種:MSZ-GV2526-W



今回選んだのは、2026年モデルの「霧ヶ峰GVシリーズ(MSZ-GV2526-W)」です。
設置場所は寝室(8畳)。
霧ヶ峰には最上位のZシリーズ、FZシリーズ、Xシリーズなど複数のラインナップがありますが、GVシリーズはスタンダードモデルに位置します。
冷暖房の基本性能はしっかり持ちながら、余計な機能を省いてコストを抑えた、使いやすいモデルです。
「眠れない夏を終わらせたい」という目的に対して、GVシリーズで十分すぎるほどでした。
5月頃から急に暑くなって寝苦しい夜が始まってきましたが、取付完了後の今は快適な寝室で子どもは気持ちよさそうに爆睡しています。
取付工事で起きた失敗談:寸法の確認を怠らないで

ここは、同じ失敗をしてほしくないので正直に書きます。
最初の工事業者:その日にキャンセルになった
エアコンを購入後、最初に依頼した工事業者が自宅に来ました。
作業開始の直前、業者の方からこんなことを言われました。
「既存の壁穴では、新しいエアコンが水漏れする可能性が高い」
以前のエアコンは「コンパクトタイプ」で、室内機の高さが250mmでした。
今回購入したGVシリーズの室内機は高さが295mmあります。
この45mmの差で、既存の壁穴の位置がギリギリすぎて、ドレンホース(排水管)の取り回しに問題が生じる可能性があるとのことでした。
解決策として「壁穴を少しずらした位置にも新たに開ける(雪だるまみたいな形の穴)」か「本体を別のモデルに交換する」かの2択を提示され、その日は工事をキャンセルすることになりました。
正直、かなり焦りました。
「このまま取り付けできないのか?」 「また本体を選び直すのか?」 「購入した店舗ではキャンセルや交換はできないのでメルカリなどで売らないといけないのか?」と。
別の業者に依頼したら問題なく取り付けできた

気持ちを切り替えて、別の工事業者に現地確認を依頼しました。
実際に来てもらって確認してもらった結果、「現状の壁穴とタテ桟を使えば問題なく取り付けできます」との回答でした。
タテ桟(たてさん)とは、
エアコンの室内機を壁に固定するための金属製の補強部材です。
壁に直接ビスを打ち込めない場合(土壁・砂壁など)や、壁の強度が不十分な場合に使います。
天井近くの廻り縁や窓枠の鴨居など、建物の頑丈な木部に上下で橋渡しするように固定します。
取付板(バックハンガー)をそのタテ桟に固定し、そこに室内機を引っ掛けて設置する仕組みです。
室内機の左右からタテ桟が少し見えるため見た目はやや気になりますが、強度的には十分です。
これによって既存の壁穴のままで問題なく設置することができました。
そして工事もスムーズに完了。
結果的に、最初の業者よりも工事費用が安くなりました。
「キャンセルしてよかった」というのが正直な感想です。
この経験から言えること
業者によって判断が分かれることがある、というのは知っておいてほしいです。
最初の業者が間違っていたわけでも、後の業者が特別に優秀だったわけでもないかもしれません。
現場の状況を慎重に見るか、大丈夫と判断するか、そのあたりの経験値や姿勢の違いだと思います。
購入前にやっておくべき大切なことがあります。
- 現在設置しているエアコンの室内機サイズ(特に高さ)を確認する
- 購入予定機種の室内機サイズと比較する
- 壁穴の位置と新機種のドレン接続位置が合うかを確認する
これだけで、当日キャンセルという事態は防げます。
エアコンの寸法情報はメーカーのカタログや公式サイトに掲載されているので、購入前に必ずチェックしてください。
今知っておきたい「エアコン2027年問題」
エアコンの買い替えを検討しているなら、「2027年問題」は必ず知っておいてほしい話です。
何が起きるのか
2027年4月から、家庭用エアコンに対する省エネ基準が大幅に強化されます。
これはトップランナー制度という国の制度によるもので、メーカーは新基準を満たさない機種の製造・出荷ができなくなります。
現行の基準から最大で約35%もの性能改善が求められます。
そのため、現在販売されている低価格帯のスタンダードモデルの多くが、基準を満たせずに製造終了となる可能性があります。
家計への影響
生産数が減少するにもかかわらず需要は続くため、格安モデルの価格が上昇する可能性があります。
工事業者の繁忙期と重なれば、取付工事の予約も取りづらくなることが予想されます。
「まだうちのエアコンは使える」と思っていても、買い替えを検討しているなら早めに動くのが賢明です。
なお、誤解が多いのですが「2027年4月以降は今のエアコンが使えなくなる」というわけではありません。
資源エネルギー庁も明確に「ご家庭において現在使用しているエアコンを買い替える必要はありません」と説明しています。
あくまで「製造・出荷」が制限されるルールです。
GVシリーズは2026年モデル。今が買い時

私が今回購入したGVシリーズは2026年モデルです。
現時点での省エネ性能もしっかりしており、新基準移行前のモデルとして購入するには今がちょうどよいタイミングだと思っています。

まとめ
三菱電機「霧ヶ峰GVシリーズ(MSZ-GV2526-W)」を選んだ理由と、購入・取付にまつわる体験をまとめました。
- エアコン市場では海外製が主流。三菱電機「霧ヶ峰」は全機種日本製(静岡製作所)の、大手では数少ない存在
- GVシリーズは必要十分なスタンダードモデル。取付後から子どもも快適に眠れるようになった
- 工事当日にキャンセルになった失敗経験あり。購入前に室内機の寸法確認が必須。タテ桟で解決できるケースも
- 2027年問題により格安モデルの価格上昇・在庫減少が見込まれる。買い替え検討中なら早めが吉
日本製にこだわって選んだエアコンで、家族が快適に過ごせる夏になりました。
同じようにエアコン選びで悩んでいる方に、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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